1960〜1979年の演奏


レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック


CD1(SONY SMK63079)
 ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
  8:32/10:03/4:57/11:20
  (第1楽章、第4楽章リピート:原典版)
CD2(SONY SB6K87885)
 ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
  8:32/10:03/4:57/11:20
  (第1楽章、第4楽章リピート:原典版)
CD3(ベストクラシックCCD-1003)
 ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
  8:34/10:06/4:57/11:25
  (第1楽章、第4楽章リピート:原典版)

  レナード・バーンスタイン指揮
   ニューヨーク・フィルハーモニック
  録音 1961年9月25日

 バーンスタインの運命はLPで聴いたとき、第4楽章をリピート、第1楽章では再現部のファンファーレをファゴットに吹かせるスコア通りに演奏したレコードとして印象に残っています。CD1は最近買いました。CD2は全集です。CD3は本屋さんで買った廉価CDです。LPも売却しちゃったので手元にはありません。
 第1楽章はやや遅めのテンポでした。どっしりと重みのある演奏ですが、若い時のバーンスタインにしては遠慮がちのテンポです。さわやかな演奏でした。第2楽章もどちらかと言えば派手さのない落ち着いた演奏です。
 第3楽章はうって変わって明るく流れるような演奏です。トリオのフーガも見事です。第4楽章は壮大な響きを聴かせています。やはりこの曲は第4楽章まで聴かないとわかりません。ご機嫌な演奏を聴いていると飛び上がって指揮するバーンスタインが目に浮かぶようでした。


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