モーツァルト/ホルン協奏曲
3番/アレクサンドル・ヤンケレヴィチ(1947) |
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CD(VISTA VERA VVCD-00141)
モーツァルト/ホルン協奏曲集
1.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
2.協奏交響曲変ホ長調K297b
3.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
アレクサンドル・ヤンケレヴィチ(ホルン)(1)
ヤコフ・シャピロ(ホルン)(2&3)
ニコライ・メシュコフ(オーボエ)(2)
ウラディーミル・ソロキン(クラリネット)(2)
イオシフ・ストゥイデリ(ファゴット)(2)
アレクサンドル・ガウク指揮
モスクワ放送交響楽団
録音 1947年10月10日(1)
1951年3月16日(2)
1951年7月5日(3)
このアルバムは旧ソビエト時代の戦後の演奏であり、当時の明るいホルンの響きがたっぷりと聞かれるCDです。
ヤンケレヴィチの経歴は不詳ですが、明るいホルンは当時のソビエトでは共通していました。帝政ロシア時代にフランスと交流があり、ホルン奏法も伝わったという話があります。3番の演奏は今では考えられないトリルを省略したもので面白いです。テクニックは素晴らしいのでもったいないです。カデンツァもよくできています。
ヤコフ・シャピロは名手です。モーツァルトの4番と協奏交響曲が聞かれるのは喜ばしいことです。シャピロのホルンは屈託のない明るさでサキソフォンのようです。これぞヴィブラートのきいたフランス風のホルンです。4番の協奏曲は戦後の演奏のなかでも明るいモーツァルトの演奏として記憶にとどめておきたいものです。長いカデンツァが見事です。3楽章のロンドもさわやかで楽しくなります。 |
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