シューマン/アダージョとアレグロ
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LP1(VANGURD SR−5214)
LP2(Angelicum STA−8937)
LP1
ドメニコ・チェッカロッシの芸術
1.モーツァルト/ホルン協奏曲第4番
2.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ
3.ケルビーニ/2つのホルン・ソナタ
4.ハイドン/ホルン協奏曲第2番
5.モーツァルト/ロンド変ホ長調
6.ロッシーニ/前奏曲、主題と変奏曲
7.シューマン/アダージョとアレグロ
ドメニコ・チェッカロッシ(ホルン)
カルロ・ゼッキ/ミラノ・アンジェリクム合奏団(1&5)
フランコ・マンニノ/ 〃 (3&4)
エルメリンダ・マニェッティ(ピアノ)(2、6&7)
録音 1965年(1、3&4)
1963年(2、5&7)
1960年(6)
LP2
1.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ ヘ長調
2.シューマン/アダージョとアレグロOp70
3.モーツァルト/ロンド変ホ長調K371
4.ロッシーニ/前奏曲、主題と変奏曲
5.チェッカロッシ/奇想曲第2番変ホ長調
6. 〃 /奇想曲第6番ヘ長調
ドメニコ・チェッカロッシ(ホルン)
カルロ・ゼッキ/ミラノ・アンジェリクム合奏団(3)
エルメリンダ・マニェッティ(ピアノ)(1&2)
アントニオ・バリスタ(ピアノ)(4)
録音 1963年(1〜3、5&6)
1960年(4)
LP1はチェッカロッシの演奏をたっぷり聴ける徳用盤でした。チェッカロッシのホルンはかなり癖があり、あとに引く吹き方が多くてとても聞きずらく感じますが、ケルビーニやロッシーニの演奏は素晴らしいです。ベートーヴェンのソナタは大変ユニークな演奏と言えます。アダージョとアレグロは軽くヴィブラートのかかったアダージョがきれいです。
ケルビーニは彼によって発掘された名曲です。ロッシーニはシヴィルの短縮版の録音はありましたが、全曲は初めてと思います。すぐにアイファー・ジェイムズが録音していました。
ハイドンとモーツァルトの協奏曲は特にすぐれた演奏とはいえないですが、かなり凝ったカデンツァです。ハイドンはオーケストレーションがかなり変わっており、面白い演奏です。
LP2に収録されているチェッカロッシの奇想曲(カプリース)は1955年の作品でホルン・ソロのための曲です。いかにもイタリアのカプリッチョという雰囲気の楽しい曲です。なお、このイタリア盤の音は柔らかで大変きれいです。チェッカロッシがいかに優れたホルン奏者だったかがわかります。 |
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