シェック/ホルン協奏曲

ブルーノ・シュナイダー(1995)
CD(CPO 999 337−2)

オトマール・シェック/管弦楽、協奏作品集
1.管弦楽のための前奏曲Op48
2.ホルン協奏曲ニ短調Op65
3.オーボエ、イングリッシュホルンと
     弦楽のためのセレナーデOp27
4.弦楽のための組曲変イ長調
  ブルーノ・シュナイダー(ホルン)(2)
  ウェルナー・アンドレアス・アルベール指揮
   ムジクコレギウム・ヴィンタートゥール
   録音 1995年2月17〜24日

 このアルバムはシェックの作品集です。ホルン協奏曲以外は初めて聞く曲ばかりです。3のセレナーデは5分の小品ですが、4の弦楽のための組曲は30分の大曲です。シェックの作風がわかります。
 シュナイダーのホルンは2度目の録音ですがこちらも素晴らしい演奏です。ほとんどバウマンが吹いてるかのような演奏と響きです。モーツァルトもそうですが大変綺麗な音色ですからこの協奏曲はとても印象的です。
 弦楽のための組曲は5楽章からなるセレナードといっても良い曲です。2楽章のパストラーレは大変美しい曲です。3楽章にはホルン協奏曲にでてくるフレーズが聞こえます。シェックという作曲家を見直す1枚と言えましょう。


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