モーツァルト/ホルン五重奏曲

ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(1991)
DVD(Geneon GNBC−4142)

ベルリン・ゾリステン・イン・プラハ
1.モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調K407
2.ベートーヴェン/七重奏曲変ホ長調Op20
  ベルリン・ゾリステン
  ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)(1&2)
  カール・ライスター(クラリネット)(2)
  ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)(2)
  ベルント・ゲラーマン(ヴァイオリン)(1&2)
  ライナー・モーク(ヴィオラ)(1&2)
  ベルンハルト・ハルトーク(ヴィオラ)(1)
  イェルク・バウマン(チェロ)(1&2)
  クラウス・シュトール(コントラバス)(2)
   録音 1991年5月

 プラハのストラホフ修道院の図書館「哲学の間」での録音です。背景に大きな本棚が見えます。修道院だけに響きはきれいです。
 ヴラトコヴィチ29歳のときの録音、大変やわらかできれいな音色のホルンです。レガートがきれいでモーツァルトの理想的な演奏です。アンダンテがきれいです。ロンドでは短いカデンツァが入ります。
 七重奏曲ではライスターが右前に座り右側に管楽器、左に弦楽器、中央にコントラバスという並びになっています。ベルリン・ゾリステンは1990年に同じメンバーでこの2曲を録音していますが全く同じ素晴らしい演奏を繰り広げています。モーツァルトとベートーヴェンの演奏スタイルの違いを見るのも楽しいです。 


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