シューベルト/流れの上で

ハンス・ベルガー(1938)
CD(HANS PIZKA EDITION HPE-CD 04)

偉大なるホルン奏者
1.森の郵便屋さん
2.メンデルスゾーン/狩人の別れ
3.ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」より
           スケルツォ
4.ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」より
            第3楽章(抜粋)
5.ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」より
            第5楽章(抜粋)
6.ベートーヴェン/交響曲第8番ヘ長調より
          メヌエット、トリオ(抜粋)
7.シューベルト/流れの上でD.943
8.R.シュトラウス/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
9.ゴットフリート・フォン・フライベルクの講演(抜粋)
10.フライベルクのための訃報
     (メンデルスゾーンの夜想曲より)

 カール・シュティーグラー(ウィンナホルン)(1〜6)
 シューティーグラーホルン四重奏団(1&2)
 ハンス・ベルガー(ウィンナホルン)(7)
ゴットフリート・フォン・フライベルク(ウィンナホルン)(8)
 ヨゼフ・コラー(ウィンナホルン)(7)
アドルフ・シュティーグラー(フリューゲルホルン)(1)
 ペーター・アンダース(テノール)(7)
 ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)(7)
 フランツ・シャルク指揮(4〜6)
 クレメンス・クラウス、指揮(3)
 カール・ベーム指揮(8)
 ピエール・モントゥー指揮(10)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
          (4〜6、8&10)
  録音 1910年以前(1&2) 1928年(3)
      1928年4月4日(4&5)
      1928年4月12日(6)
      1938年(7)
      1943年9月(8)
      1953年(9) 1962年(10)

 狩の音楽をたくさん作曲した伝説のホルン奏者カール・シュティーグラーを始め、ローランド・ベルガーの父ハンス・ベルガーの演奏やフライベルクの演奏を収録した貴重なアルバムです。
 シャルクの指揮したベートーヴェンの「田園」と第八でソロを吹いていたのがシュティーグラーでした。「森の郵便屋さん」と「狩人の別れ」は古いSP録音で貴重な演奏です。
 シューベルトの「流れの上で」は世界初録音でした。ハンス・ベルガーは1945年からウィーン・フィルでホルンを吹いていました。息子のローランド・ベルガーも名ホルン奏者です。「流れの上で」は素晴らしい演奏です。テノールのアンダースの名唱も聞き所です。ヨゼフ・コラーがホルンのアシスタントをしているそうです。
 フライベルクのシュトラウス2番は初演者の演奏で、初めての録音です。ウィンナホルンで演奏するのは大変難しく少し危ないところもありますが実に見事な演奏です。ORFEO盤ではデータが1944年になっていますが同じ音源です。


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