アントン・ライヒャのホルン作品

4つのホルン三重奏曲/エーリヒ・ペンツェル他(1968〜69)
CD(koch schwann 316 026F1)

1.ハイドン/2つのホルンの為の協奏曲変ホ長調
2.ライヒャ/ホルン三重奏曲Op82より
   1)アレグロ
   2)メヌエット・グラチオーソ
   3)レント
   4)アレグロ・スピリツオーソ
3.ハイドン/カッサシオン ニ長調

   エーリヒ・ペンツェル(ホルン)(1〜3)
    ワルター・レックスット(ホルン)(1〜2)
    ニコラウス・グリューゲル(ホルン)(2)
    パウル・ラスペ(ホルン)(3)
    ハインリヒ・アルフィング(ホルン)(3)
     コンラート・アルフィング(ホルン)(3)
   ヘルムート・ミューラー=ブリュール指揮
     ケルン室内管弦楽団(1&3)
     録音 1968〜69年 

 この録音はハイドンの2つのホルンの為の協奏曲をメインとしてライヒャのホルン三重奏曲から4曲を録音しています。最後にハイドンのカッサシオンが収録されています。
 ハイドンの作として知られる2つのホルンのための協奏曲(ロゼッティ作)はバルボトゥについで2つ目の録音でした。ワルター・レックスットと息の合った演奏が聴かれます。
 ライヒャのホルン三重奏曲は24曲の中から後半の4曲が演奏されています。このトリオはホルン・アンサンブルのバイブルと言っても良い作品です。吹きやすい作品ですから実際に演奏してみると楽しいものです。
 ハイドンのカッサシオン ニ長調は4本のホルンと弦楽のための作品です。5つの楽章で構成されています。当時はナチュラルホルンで演奏していましたのでにぎやかなものだったと思われます。楽しい作品です。


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