アントン・ライヒャのホルン作品

8つのホルン三重奏曲/ローラント・ホルヴァート他(1990年代)
CD(ARICORD CDA−19602)

ホルンとチェロのための音楽
1.キーンツル/アルテン・スティルのカッサシオン
2.J・S・バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番
         〜プレリュード
3.モーツァルト/12のホルン二重奏曲K487
4.J・S・バッハ/無伴奏チェロ組曲第3番
          〜サラバンド
5.モーツァルト/ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K282
          〜第2楽章
6.J・S・バッハ/無伴奏チェロ組曲第5番
          〜サラバンド
7.シューベルト/5つの二重奏曲
8.レーガー/無伴奏チェロ組曲第2番
          〜ラルゴ
9.アントン・ライヒャ/2本のホルンとチェロのための
         三重奏曲(8曲)Op82
 ローラント・ホルヴァート(ウィンナホルン)
             (1、3、5、7&9)
 ウォルフガング・リントナー(ウィンナホルン)(9)
 フリッツ・ドレザル(チェロ)(1〜9)
   録音1990年代

 ホルンとチェロのデュオですが、編曲されたものです。間に無伴奏チェロ作品が挿入されています。モーツァルトの12の二重奏曲K487はできればホルンで聴きたいものですが、ホルンとチェロで演奏しています。ホルヴァートは1番を吹いている曲と2番を吹いている曲があり、この響きの違いが面白いです。
 5のモーツァルトのソナタはピアノ・ソナタ第4番の第2楽章をホルンとチェロのために編曲したものです。7のシューベルトの作品は2つのホルンのための作品です。
 最後のアントン・ライヒャの作品は「3本のホルンのための24の三重奏曲Op82」を2本のホルンとチェロで演奏したものです。8曲が演奏されています。チェロとホルンは相性が良いので調和のとれた響きになります。なお同じような組み合わせの作品「2つのホルンとファゴットのための12の三重奏曲Op93」のチェロ版ではありません。「3本のホルンのための24の三重奏曲Op82」には2本のホルンとファゴットのための版があり、この版をチェロで演奏しています。


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