モーツァルト/ホルン協奏曲

3&4番/ぺトル・ヘルニッヒ(2007)
CD(Victor VICC-60588)

モーツァルト/管楽器名協奏曲集
1.ファゴット協奏曲変ロ長調K191
2.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
3.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
4.クラリネット協奏曲イ長調K622

  ルミール・ヴァニェック(ファゴット)(1)
  ぺトル・ヘルニッヒ(ホルン)(2&3)
 ルボミール・レゴ・レゲムザ(クラリネット)(4)
  マルチェロ・ロタ指揮
  チェコ・ナショナル交響楽団
    録音 2006年12月16〜18日(1&4)
      2007年1月14〜16日(2&3)

 このCDはモーツァルト生誕250年の企画として録音されたものでした。当初ソリストの予定だったズデニェク・ティルシャルが急逝のため急遽代役としてプラハ交響楽団の首席だったぺトル・ヘルニッヒが起用されました。ヘルニッヒは1963年生まれ、ティルシャルの弟子であり、その音色もボヘミアの伝統を受け継ぐ美しい音色です。3番4番とも素晴らしい演奏です。カデンツァは自作のようですが、3番はエーリヒ・ペンツェルのカデンツァをもとに手を加えたものです。
 他の2曲も名手達による素晴らしい演奏です。中でもクラリネットの美しい響きは、チェコのクラリネット独特のものです。楽器はセルマーですが実にきれいな音です。


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