1980〜1999年の演奏

ミヒャエル・ギーレン/フランクフルト歌劇場&博物館管弦楽団(1983)
CD−R(LIVE SUPREME LSU1034−2)

1.モーツァルト/交響曲第34番ハ長調K338
2.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
  6:58/8:50/8:02/9:58(33分48秒)
 (第1楽章、第3楽章、第4楽章リピート:ギュルケ版)

  ミヒャエル・ギーレン指揮
  フランクフルト歌劇場&博物館管弦楽団
   録音 1983年10月ライヴ  

 1927年生まれの作曲家ミヒャエル・ギーレンは1977年から1987年までフランクフルト歌劇場の芸術総監督を
つとめました。このライヴ録音はその当時のものです。モーツァルトの34番と「運命」を演奏していました。モーツァルトの演奏はいうことなしの素晴らしい響きを出しています。
 交響曲第5番「運命」は当時のドイツで盛んに演奏されたペーター・ギュルケの版です。第3楽章のリピートがあります。第1楽章と第4楽章のリピートもあります。第1楽章の速いテンポは1992年のスタジオ録音ほどではありませんがきびきびとした演奏です。ドイツのベートーヴェンそのものでしょう。第2楽章は速いテンポの演奏でした。第3楽章はリピートしなければ4分48秒ですからかなり速いテンポです。
この楽章はフーガが聞き物です。見事な演奏です。フィナーレは速いテンポの演奏で、ティンパニの活躍が見事でした。ホルンなどの管楽器の響きも素晴らしい。


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