1980〜1999年の演奏
ゲオルグ・ティントナー/カナディアン・ブラス、ボストン交響楽団員、ニューヨーク・フィル団員 |
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CD(PHILIPS426 487-2)
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
7:28/9:58/5:23/11:15
(第1楽章、第4楽章リピート:
バーブ&フラッケンポール編)
ゲオルグ・ティントナー指揮カナディアン・ブラス&
ボストン交響楽団員&ニューヨーク・フィル団員
録音 1989年7月 ニューヨーク
このCDは金管五重奏のカナディアン・ブラスにボストンとニューヨークの金管とパーカッションが入って演奏した珍しい演奏です。私は吹奏楽で演奏していますので、違和感なく聴けます。
それにしても金管楽器で巧みに演奏してしまう彼らはスーパーマンですね。第1楽章と第4楽章もリピートしています。第2楽章の変奏曲は難しいスラーの連続ですが、それこそスラスラ吹いてしまう彼らは凄いなんて言葉では表現しきれません。舌をまくうまさといいますか、これはオーケストラきいてるより面白くてたまりません。特に2楽章は見事です。息が合うのは当然かもしれません。全部吹いて演奏しますから。
第3楽章のトリオはフーガですが、このフーガは凄いです。あのリズムを管楽器で吹くのは怖いですが、さすが皆さんスラスラでした。第4楽章冒頭はまるでオーケストラの響きでした。コーダの凄さはオーケストラに負けません。こんな演奏生で聴いたら涙が出ます。感動ものです。いや実に感動的な演奏でした。
(カップリングのエグモント序曲とウェリントンの勝利も超名演) |
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