2000年代の演奏

ジョン・ネシュリング/サンパウロ交響楽団(2005)
CD(Biscoito BC−219) 

1.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
   (第1楽章&第4楽章リピート:原典版)
2.ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調Op93

  ジョン・ネシュリング指揮
   サンパウロ交響楽団
   録音  2005年9月22〜24日

 ブラジルのオーケストラによるベートーヴェンです。交響曲第5番「運命」は原典版による演奏でスコアは従来のブライトコップ版のようです。第1楽章と第4楽章の提示部をリピートしており、一糸乱れぬ整然とした演奏といえます。弦楽器と管楽器のバランスも良く見事な演奏です。ネシュリングは1997年からサンパウロ交響楽団の指揮者をしています。
 交響曲第7番は第1楽章の冒頭から大変重厚な響きを出しており、管楽器の響きも申し分ありません。提示部をリピートしています。フィナーレが面白いです。かなりのっているような演奏です。


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