田園交響曲
オトマール・スウィトナー/ベルリン国立歌劇場管弦楽団(1980) |
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CD(DENON CO-3425−26)
1.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
(第1楽章、第3&4楽章リピート:ギュルケ版)
2.シューマン/交響曲第3番変ホ長調Op97「ライン」
3.ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調Op68「田園」
4.シューベルト/交響曲第8番ロ短調D759「未完成」
オトマール・スウィトナー指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
録音 1981年8月26〜28日(1)
1986年6月26日〜7月2日(2)
1980年7月7〜9日(3)
1983年7月1〜5日(4)
このアルバムはスウィトナーの3つの交響曲全集から有名な4曲をピックアップしたものです。
ベートーヴェンの「運命」は第1楽章冒頭のどっしりと重みのある響きがドイツのオーケストラらしく、伝統を感じられます。ホルンのファンファーレも明るく響きます。再現部のファゴットのファンファーレはファゴットが吹いています。第3楽章はギュルケ版によりリピートがあります。フィナーレも重厚な響きに圧倒されます。提示部のリピートがあります。生々しいデジタル録音の良さを感じさせる名演です。
シューマンの交響曲は第1番でオリジナル初稿で録音していましたが、この第3番「ライン」は雄大な響きを引き出した名演といえましょう。
ベートーヴェンの「田園」はオーストリア生まれのスウィトナーには思い入れがあることでしょう。ウィーン・フィルのようなやわらかな響きを引き出しており大変感動的な演奏です。第2楽章「小川のほとりの情景」などもいやされます。フィナーレのホルン・ソロの美しさは格別です。
シューベルトの「未完成」は来日プログラムにも何度か載りましたが、シューベルトのメロディを大変美しく響かせています。 |
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