第七交響曲

リヒャルト・シュトラウス/ベルリン国立歌劇場管弦楽団(1926)

CD1(KOCH 3-7115-2) 
CD2(DG POCG6063)
CD1
1.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
        (リピート無し:ワインガルトナー版)
        5:58/9:15/4:37/8:34
2.   〃   /交響曲第7番イ長調Op92
CD2
1.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
        (リピート無し:ワインガルトナー版)
        5:48/8:59/4:29/8:18
2.   〃   /交響曲第7番イ長調Op92

  リヒャルト・シュトラウス指揮
    ベルリン国立歌劇場管弦楽団
    録音 1928年(1)
        1926年(2)

 この演奏はLP(ULS−3033−E,、メトロノーム原盤1975年発売)ではオーケストラ名がベルリン・フィルハーモニーになっていました。カップリングのプフィッツナーの1番は間違いなかったようです。さて2枚のCDですが、KOCHのCDはピッチが合っていますが、国内盤のほうはピッチが高いです。約半音近く違います。そのためにヴァイオリンが上ずって聞こえます。
 シュトラウスの演奏はなかなか聴かせます。1楽章の第2主題ではテンポを落としてたっぷり歌わせています。全体として速めのテンポで進みます。トータル28分24秒ですが、1楽章をリピートした場合1分30秒プラスで約30分という標準的なテンポです。
なお1楽章展開部ではフェルマータのあとの間をたっぷり取っていました。コーダの最後のフェルマータも長いです。この大作曲家のベートーヴェンが聴けるのはありがたいことです。
 カップリングの交響曲第7番は1926年録音で音はかなり落ちます。その点では第5番の音質の良さは驚きでした。


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