シューベルト/流れの上で

ローラント・ホルヴァート(1990年代)
CD(ARICORD CDA-19101)

シューベルト/歌曲集
1.歌曲集「白鳥の歌」D.957
  01)愛の使い  02).戦士の予感 
  03)春の憧れ 04)セレナーデ 
  05)すみか  06).遠い地にて 
  07)別れ    08)アトラス 
  09)彼女の肖像 10)漁師の娘 
  11)都会   12)海辺にて 
  13)影法師  14)鳩の便り 
2.流れの上で D.943

 ゲオルク・ティヒー(バリトン)
  ヨーゼフ・シャーリンガー(ピアノ)
  ローラント・ホルヴァート(ウィンナホルン)(2)
  録音 1990年代

 ゲオルク・ティヒーのバリトン独唱によるシューベルトの歌曲集です。
 「白鳥の歌」は三大歌曲集の最後の作品で最晩年1828年の作品。ゲオルク・ティヒーの名唱による歌曲集は聴くほどに良さがあります。第4曲「セレナーデ」はシューベルトのセレナーデとして有名です。歌唱だけでなくピアノの美しさも聴きどころです。
 「流れの上で」はホルン・オブリガート付きの歌曲です。歌唱がバリトンのために3度低いハ長調で演奏していますので、音に明るさが足りないように思いますが、ホルヴァートのウィンナホルンは流暢で実によい響きです。それにしても3度低い音程になると印象は変わるものです。


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