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1980〜1999年の演奏
| サー・ゲオルグ・ショルティ/BBC交響楽団(1985) |
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DVD(ica ICAD−5024)
1.ワーグナー/歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
2.R・シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」
〜リハーサルとインタビュー
3. 〃 /交響詩「ドン・ファン」Op20
4.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
(第1楽章リピート:原典版)
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮
コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ管弦楽団(1〜3)
BBC交響楽団(4)
録音 1963年9月22日(1)
1967年3月19日(2&3)
1985年5月13日(4)
(1〜3:モノクロ映像)(4:カラー映像)
このDVDはショルティの貴重な記録です。ジョン・カルショウと制作したワーグナーの「指環」を有名ですが、当時のワーグナーの演奏の中の1つが映像で残された「オランダ人」です。撮影のためのスタジオ収録です。ひな壇の並びはカラヤンの映像を思い出します。ワーグナーの鋭い切り込みと言いましょうか、緊張感のある演奏はやはりショルティです。
R・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」はリハーサルと全曲演奏が収録されています。ショルティが体全体を使って指揮している様子がよくわかります。リハーサルのあとにジョン・カルショウによるインタビューがあります。全曲演奏の素晴らしさはいうまでもなく映像のおかげで各楽器の演奏がよくわかって興味深いです。
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は1985年BBC交響楽団との共演でロイヤル・アルバート・ホールでのライヴです。この映像には首席ホルンだったアラン・シヴィルの演奏が映っており、数少ないステージ映像のひとつです。
演奏はショルティの厳しさと感情豊かな表現が感じられるもので、程よいテンポの第1楽章は息のぴったり合った弦楽セクションと管楽器セクションの作り出す響きの素晴らしさがあります。シヴィルらのホルンのうまさもあります。コーダで若干テンポを落として主題の強調をしていました。第2楽章は程よいテンポで流麗な演奏です。木管四重奏もきれいな響きでした。第3楽章は序奏のあとに響くホルンの主題を4本のホルンで吹いています。フーガの緊張感は凄い。フィナーレは重厚な響きですすみます。提示部のリピートはありません。展開部の凄まじい演奏そして第3楽章の回想の静寂も素晴らしい。再現部からの厚い響きショルティの厳しい目が印象的で、コーダの和音、ファゴットの導入とホルンの主題ではシヴィルのきれいなホルンが聞かれます。プレストからの圧倒的な演奏は絶品、最後のフェルマータの前に間をおくところは感動でした。 |
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