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2000年代の演奏
| インゴ・メツマッハー/ベルリン・ドイツ交響楽団(2008) |
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CD-R(Harvest Classics HC06186)
1.リスト/交響詩第3番「前奏曲」
2.アイスラー/真摯な歌
3.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
(第1楽章、第4楽章リピート:原典版)
マティアス・ゲルネ(バリトン)(2)
インゴ・メツマッハー指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
録音 2008年3月13日ライヴ
ベルリン/フィルハーモニーホール
メツマッハーとベルリン・ドイツ交響楽団のライヴ録音です。メツマハーは2007年からベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者です。
リストの交響詩「レ・プレリュード(前奏曲)」はいわばリストの代表作といっても過言ではありませんが最近この曲がプログラムに載るのは少ないようです。このメツマッハーの演奏はお手本のような素晴らしい響きを出しています。嵐の後のすがすがしい気分のところで響くホルンの響きは大変感動的でフルトヴェングラーの名演を思い出します。
アイスラーの「真摯な歌」は8曲からなる歌曲集です。マティアス・ゲルネのバリトン独唱はオペラを聴いているかのようです。
ベートーヴェンのの交響曲第5番「運命」は第1楽章冒頭のの速いテンポ、短いフェルマータに始まります。ホルンのファンファーレは力強いです。ホールの響きがよいのでオーケストラがよく鳴り響いています。展開部の弦楽と木管の勢いのある演奏は素晴らしく、胸のすくような演奏です。オーボエのカデンツァがまたきれいです。再現部ではファゴットのファンファーレを原典版通りに吹いています。第2楽章はやや速めのテンポで主題を表情豊かに歌っています。第2変奏前で低弦が弾く運命の動機がよく聞こえます。木管四重奏の響きは大変きれいです。第3楽章は序奏に続くホルンの強奏が素晴しい。フーガの演奏はテンポが速く弦、管ともに見事な演奏です。フィナーレの冒頭は厚い響きを出しています。ティンパニの思い響きが独特の響きになっています。提示部のリピートがあります。展開部では木管楽器の響きがきれいです。金管の厚みのある響きも素晴しい。第3楽章の回想のオーボエが大変きれいに響きます。再現部はコーダのホルンの主題が明るく響きます。プレストからは速いテンポで圧倒的な演奏でした。 |
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