ベートーヴェン/ホルン・ソナタ

ゲルト・ザイフェルト(1965〜68)
LP(コロンビア OS−2342〜3−VX)

 ベートーヴェン/管楽室内楽名曲選
1.クラリネットとファゴットのための
          3つの二重奏曲WoO27
2.2本のオーボエとイングリッシュ・ホルンのための
          三重奏曲ハ長調Op87
3.2本のオーボエとイングリッシュ・ホルンのための
          変奏曲ハ長調WoO28
4.ホルン・ソナタ ヘ長調Op17
5.管楽六重奏曲Op71
6.管楽八重奏曲Op103
7.ロンディーノ変ホ長調WoO25
  ゲルト・ザイフェルト(ホルン)(4)
   マルティン・ガリング(ピアノ)(4)
  ジャック・ランスロ(クラリネット)(1)
  ポール・オンニュ(ファゴット)(1)
  ヴィリー・シュネル(オーボエ)(2、3、6、7)
  ジョージ・ラスト(オーボエ)(2、3)
  ディートマール・ケラー(イングリッシュホルン)(2、3)
         〃     (オーボエ)(6、7)
  ハルトムート・シュトゥーテ(クラリネット)(5、6、7)
  リヒャルト・ヘルネル (クラリネット)(5、6、7)
  フリッツ・ヴォルケン(ファゴット)( 5、6、7)
  カール・シュタインブレッヒャー(ファゴット)( 5、6、7)
   ハインツ・ローハン(ホルン)( 5、6、7)
  ホルスト・リッター(ホルン)( 5、6、7)
    録音 1965〜68年頃

 このレコードはベートーヴェン生誕200年記念に録音されたものと以前に録音されたものの集大成と思われます。ザイフェルトのベートーヴェンは大変すっきりした演奏です。抜群のテクニックとタンギングのさわやかさが魅力です。なおザイフェルトはこの曲をグラモフォンにもイェルク・デムス(P)と録音していました。
 実はこのレコードの魅力はランスロとオンニュのデュオが聴けることです。クラリネットとファゴットの二重奏は珍しくそしてこの曲はまたとてもきれいな曲です。オーボエとイングリッシュ・ホルンのトリオは空を飛ぶ「ブルー・インパルス」のように目まぐるしく動く楽しい曲です。その他の管楽六重奏曲、八重奏曲も楽しい曲です。


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