モーツァルト/ホルン五重奏曲

ワルター・レックスット(1976)

LP(harmonia mundi ULS−3239−H)
CD(harmonia mundi BVCD−38050〜1)
LP
モーツァルト/室内楽集
1.オーボエ四重奏曲ヘ長調K370
2.ホルン五重奏曲変ホ長調K407
  ヘルムート・フッケ(オーボエ)(1)
  ワルター・レックスット(ナチュラルホルン)(2)
  コレギウム・アウレウム合奏団員
     録音 1976年1月    
CD
モーツァルト/室内楽集
1.クラリネット五重奏曲イ長調K581
2.オーボエ四重奏曲ヘ長調K370
3.ホルン五重奏曲変ホ長調K407
4.フルート四重奏曲第1番二長調K285
5.フルート四重奏曲第2番ト長調K285a
6.フルート四重奏曲第3番ハ長調K285b
7.フルート四重奏曲第4番イ長調K298
8.ファゴットとチェロのためのソナタ
               変ロ長調K292

 ハンス・ダインツァー(クラリネット)(1)
 ヘルムート・フッケ(オーボエ)(2)
 ワルター・レックスット(ナチュラルホルン)(3)
 バルトルド・クイケン(フルート)(4〜7)
 クラウス・ボツキー(ファゴット)(8)
 ルドルフ・マンダルカ(チェロ)(8)
  コレギウム・アウレウム合奏団員
     録音 1976年1月(1〜3&8)
         1975年1月(4〜7)

 これは古楽器による初めてのホルン五重奏曲の録音でした。レックスットはドイツのホルン奏者です。当時デュッセルドルフ交響楽団のソリストでした。
 この演奏は見事な演奏で、録音したシュベツィンゲン城の狩の間は素晴らしい響きを出してくれました。ナチュラルホルンで優雅な響きを聴くのもいいものです。ゲシュトップの音は詰まっていますが音程は確かで見事な演奏です。
 ダインツァーのバセット・クラリネットによる五重奏はLP当時からの名盤でした。フッケのオーボエもチャーミングです。 
クイケンのフルートはフラウト・トラヴェルソで派手な音ではありませんがやわらかな音色で素晴らしい演奏を繰り広げています。最後のファゴットとチェロのためのソナタは珍しい組み合わせです。音域がほぼ近いのできれいなデュオです。


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