モーツァルト/ホルン協奏曲

2&4番/ヨゼフ・ドクピル(1980年代)
CD(PILZ 160 120)

モーツァルトの楽しみ
1.行進曲ハ長調K214
2.行進曲二長調K215
3.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲
  ヨゼフ・ドクピル(ホルン)(3&4)
  ユージン・ドゥヴィエル指揮
   カメラータ・ロマーナ(1&2)
  ヘンリー・アドルフ指揮
   フィルハーモニア・スラヴォニカ(3&4)
  アルフレッド・ショルツ指揮
   ロンドン・フェスティバル管弦楽団(5)
   録音 1980年代

 このCDは初期のPILZです。1989年に輸入廉価盤が出始めたころのもので演奏家名も怪しいものでした。ヘンリー・アドルフという名もフィルハーモニア・スラヴォニカというオーケストラも存在しません。このドクピルの演奏はアルベルト・リッツィオ指揮モーツァルト・フェスティバル管弦楽団という伴奏でも発売されています。実体は不明です。
 ドクピルのホルンはドイツ系の音色です。やや明るい音色でモーツァルトを十分楽しめるものです。4番のカデンツァはかなり凝ったものです。面白い演奏といえるでしょう。


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