モーツァルト/ホルン協奏曲

1番/千葉 馨(1997)
CD(APO TYMK−012)

コレクション・ポブ・ホルン・パフォーマンス
1.成田為三/浜辺の歌(外山雄三編)
2.山田耕筰/赤トンボ(外山雄三編)
3.多 忠亮/宵待草(外山雄三編)
4.杉山長谷夫/出船(外山雄三編)
5.草川 信/夕焼け小やけ(外山雄三編)
6.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調
7.モーツァルト/ホルン協奏曲第1番ニ長調
8.サン=サーンス/ロマンスOp36
9.レフ・コーガン編/ヤー・リボン

  千葉 馨(ホルン)(1〜8)
  堀 正史(ヴァイオリン)(6)
  本荘 怜子(ピアノ)(1〜6、9)
  手塚幸紀指揮
  新日本フィルハーモニー交響楽団員(7&8)
  録音 1997年2月3日(6)
          武蔵野市民文化会館
      1997年2月14日(1〜5、9)
           三鷹芸術文化センター
      1997年3月28日(7&8)
           紀尾井ホール

 これは千葉先生69歳の年に録音したものです。浜辺の歌を初めとして外山雄三編曲のホルンによる歌曲はなんというきれいな曲になっていることでしょうか。多彩な表現力を持つ千葉先生の演奏は「これ本当に千葉先生の音か」と思ったほど美しい響きでした。
 ブラームスの演奏はやはり千葉馨の音でした。やはりというのは1988年のライヴとほぼ同じ音色です。しかしながら素晴らしい演奏でした。モーツァルトの1番は大変遅いテンポの演奏です。こんなに遅い演奏は聴いたことありません。サンサーンスのロマンスは千葉先生お得意の曲のようです。小品だけにコンサートのアンコールに最適です。私は郡山でモーツァルトの3番を聴いてアンコールでこのロマンスも聴きました。きれいな演奏です。
最後の曲はユダヤ教徒の歌「ニーグン」を編曲したものです。きれいな演奏を録音していただきました。 


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