シューマン/アダージョとアレグロ

デイヴィッド・パイアット(1996)
CD(エラート WPCS−6226)

 ヴィルトゥオーゾ・ホルン
  デイヴィッド・パイアット・リサイタル
1.ベートーヴェン/ホルン・ソナタヘ長調
2.フランツ・シュトラウス/夜想曲Op7
3.ケクラン/ホルン・ソナタOp70
4.ダマーズ/パヴァーヌ・ヴァリエ
5.ヒンデミット/ホルン・ソナタ
6.ダマーズ/子守唄Op19
7.アボット/アラ・カッチャ
8.シューマン/アダージョとアレグロ変イ長調
   デイヴィッド・パイアット(ホルン)
   マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
   録音 1996年10月21〜23日

 とても22歳の若いホルン吹きとは思えない演奏です。ヒンデミットはとても音がとりにくい曲ですが、これをすらすら吹かれてはあきれてしまいます。フランツ・シュトラウスの夜想曲は1988年にもシャンドスに録音してました。一番吹きなれているように感じます。パイアットが初めて録音したように思います。それ以前の録音にはこの曲は見られません。
 アボットのアラ・カッチャは見事な小品です。アイファーとかトンプソンも録音してます。人気がある曲ですね。
 ダマーズはハープの作品が有名ですが、ホルンの曲もあり、この2つの小品のほかにもホルン協奏曲やホルン・ソナタがあります。 アダージョとアレグロは淡々とした演奏のアダージョがいとも容易い曲のように吹いています。アレグロはさすがに力強い演奏です。


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