シューベルト/流れの上で

リチャード・ワトキンス(2010)
CD(harmonia mundi HMU 907520)

シューベルト/歌曲集
1.歌曲集「白鳥の歌」D.957
2.流れの上で D.943
3.星 D.939

  マーク・パドモア(テノール)
  ポール・ルイス(ピアノ)
  リチャード・ワトキンス(ホルン)(2)
  録音2010年10月

 マーク・パドモアのシューベルト歌曲集です。「白鳥の歌」はパドモアの若々しい歌声が明るく流れます。第4曲「セレナーデ」はシューベルトのセレナーデとして有名です。歌唱だけでなくピアノの美しさも聴きどころでしょう。
 「流れの上で」はホルン・オブリガート付きの歌曲です。この時期かなりの作曲家が声楽、ホルンとピアノのための作品を作曲していました。中でもこのシューベルトの「流れの上で」は美しさとホルンの素晴らしい響きが人気で数多くの録音があります。この録音ではリチャード・ワトキンスがホルンを吹いています。イギリス流のホルンは明るく深みがあり音楽に広がりを感じます。ホルンの素晴らしい演奏のひとつでしょう。しばしホルンの歌に酔いしれます。「星」は1828年亡くなった年の作品です。


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