モーツァルト/ホルン五重奏曲
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CD(Ars Nova CD17)
モーツァルト/室内楽作品集
1.弦楽五重奏曲変ロ長調K46
2.クラリネット五重奏曲イ長調K581
3.ホルン五重奏曲変ホ長調K407
ペーター・ジメナウアー(クラリネット)(2)
ヴェルナー・シュペート(ホルン)(3)
パスカル弦楽四重奏団
録音 1958年
(米コンサート・ホール原盤)
パスカル弦楽四重奏団のセットものの中の1枚で、モーツァルトの室内楽作品集です。
弦楽五重奏曲変ロ長調K46はセレナード第10番「グラン・パルティータ」の7つの楽章から第1、第2、第3、第7楽章の4つの楽章を弦楽五重奏に編曲したものです。弦楽による温かな響きのセレナードになっています。なおヴィオラ奏者の名前は不明です。きれいな演奏です。
モーツァルトのクラリネット五重奏曲はクラリネット五重奏曲の代表作で名曲中の名曲です。モーツァルトの傑作の1つといえます。第1楽章のアレグロはクラリネットの甘い響きが素晴らしい演奏です。第2楽章のラルゲットの美しさも絶妙です。弦楽もクラリネットを引き立てています。第3楽章のメヌエットはクラリネットの美しさ、トリオの弦楽四重奏が素晴らしい演奏です。第4楽章ではクラリネットの美しさもさることながら中間部のヴィオラが聴きどころです。後半のクラリネットも鮮やかな演奏です。
ホルン五重奏曲はヴェルナー・シュペートのホルンが明るい響きでレガート、タンギングもきれいな第1楽章が素晴らしい演奏です。第2楽章のアンダンテはホルンの美しさが聞きものです。モーツァルトの天国的な美しさがあります。第3楽章:ロンドの演奏もきれいな響きです。滑らかなホルンが素晴らしいです。カデンツァは入りません。大変よい演奏です。 |
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