シューマン/アダージョとアレグロ
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CD(B Records LBM058)
シューマン/室内楽作品集
1.3つのロマンス Op94
〜オーボエとピアノのための
2.幻想小曲集 Op73
〜クラリネットとピアノのための
3.アダージョとアレグロ Op70
〜ホルンとピアノのための
4.アンダンテと変奏曲Op46
〜2台のピアノ、2つのチェロとホルンのための
フィリベール・ペリーヌ(オーボエ)(1)
フローラン・プジュイラ(クラリネット)(2)
フェリックス・ロト(ホルン)(3)
カロリーヌ・シプニエフスキ(チェロ)(4)
サラ・フシュヌレ(チェロ)(4)
オルテンス・カルティエ=ブレッソン(ピアノ)(1〜4)
テオ・フシュヌレ(ピアノ)(4)
録音 2022年10月7日ライヴ
フランス、ギデル
シューマンの室内楽作品集です。フランスのギデルでの演奏会録音です。
3つのロマンスはオーボエとピアノのための作品です。フィリベール・ペリーヌのオーボエで、きれいな演奏です。第1曲の冒頭から哀愁的な主題が歌われます。この主題は一度聞いたら忘れそうにありません。第2曲の愛らしい主題の演奏、第3曲の親しみやすい主題と素晴らしい演奏です。
幻想小曲集はクラリネットとピアノのための作品です。フローラン・プジュイラのクラリネット・ソロで演奏しています。3つの小品で構成されています。第1曲の美しい響きが素晴らしいです。第2曲は大変愛らしいメロディが歌われます。このメロディを聴くのがこの作品の楽しみでもあります。第3曲も楽しいメロディが歌われます。プジュイラは美しい響きで演奏しています。ピアノも良い響きです。
アダージョとアレグロはホルンとピアノのための名曲です。ホルン作品の定番です。録音は大変多いです。フェリックス・ロトの滑らかなホルンで歌われるアダージョはよい響きです。きれいな演奏で理想的な響きと演奏です。低音から高音まで素晴らしい響きです。アレグロは快いホルンの響きとテンポ運び、レガート奏法も素晴らしい演奏です。
アンダンテと変奏は2台のピアノ、2つのチェロとホルンのための作品です。冒頭から2台のピアノと2つのチェロが演奏しますので、あまりホルンは目立ちませんが、途中からホルンが響きます。変奏曲ではホルンがきれいに響きます。2つのチェロがきれいに響くとピアノがきれいに響いて、やがてテンポが変わってホルンがきれいに変奏主題を演奏します。後半はチェロとホルンの活躍があります。見事な演奏です。拍手喝采です。 |
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