|

シューマン/アダージョとアレグロ
|
|
|
|
CD(NCPA Classics 817401401S)
ホルン・カンタービレ
1.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ ヘ長調Op17
2.シューマン/アダージョとアレグロ Op70
3.トマジ/ホルン協奏曲
4.チャイコフスキー/舟歌(四季より)
5.ヴィネリ/ホルン・ソナタ Op7
6.チャイコフスキー(マキシ・サントス編)/
アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番より)
7.リムスキー=コルサコフ(ハビエル・ボネ&サントス編)
/熊蜂の飛行
ゼン・ユン(ホルン)
ウェイ・ジジャン(ピアノ)
録音 2022年8月29〜31日
中国国家大劇院レコーディング・スタジオ(北京)
ゼン・ユンは中国のホルン奏者で2021年のミュンヘン国際音楽コンクール、ホルン部門で第2位に入賞しています。2022年10月にシュターツカペレ・ベルリンの首席ホルン奏者に就任して、そしてその1年後にベルリン・フィルへと移籍し首席奏者に就任しています。ホルンの腕は素晴らしいものです。
ベートーヴェンの「ホルン・ソナタ」はきれいなピアノ伴奏と共にゼン・ユンのホルンの力強い演奏が素晴らしいです。第1楽章は迫力のある見事な演奏です。提示部のリピートがあります。実に見事なホルンの響きです。展開部は勢いのある演奏です。低音も良い響きです。再現部も素晴らしい演奏です。第2楽章はピアノとともにきれいな響きです。第3楽章のロンドは滑らかなホルンの演奏です。ピアノもきれいな響きです。次第に力強い響きになります。終結部分も迫力のある演奏になっています。
シューマンの「アダージョとアレグロ」はアダージョの美しい演奏が素晴らしいです。低音からハイトーンまできれいな響きです。ゼン・ユンのホルンは表現力も素晴らしい演奏です。アレグロは力強いホルンの見事な演奏です。中間部もきれいな演奏です。後半はきれいで迫力のある見事な演奏です。
トマジの「ホルン協奏曲」はピアノ伴奏による演奏です。3つの楽章で構成されています。第1楽章はきれいなホルンの主題が歌われます。ピアノもよい響きです。ホルンは大変きれいな響きです。ハイトーンもあります。後半の力強いホルンも素晴らしい演奏です。第2楽章は華麗な響きのホルンに始まります。ハイトーンが素晴らしい響きです。これはホルンの難しいテクニックが感じられます。第3楽章は速めのテンポで演奏されます。ロンド風のホルンは素晴らしい演奏です。ここでもゼン・ユンのホルンは素晴らしい演奏です。
チャイコフスキーの「舟歌」はピアノ曲「四季」12曲のなかの6月「舟歌」です。編曲者は不明です。この曲をホルンで歌うのは珍しいです。穏やかな舟歌をホルンで歌うのは素晴らしいです。
ヴィネリの「ホルン・ソナタ」は1943年の作品です。ジェーン・ヴィネリはベルギー出身の作曲家です。3つの楽章で構成されていて、第1楽章アレグロから大変元気の良いホルンが響きます。現代作品とは思えない美しさがあります。ゼン・ユンのホルンは素晴らしい演奏です。ピアノも素晴らしい演奏です。第2楽章レント・マ・ノン・トロッポはゆったりとした主題がホルンで歌われます。きれいな演奏です。ピアノの響きもきれいです。第3楽章アレグロ・ベン・モデラートは軽快なホルンときらめくピアノが素晴らしい演奏です。どちらも快適な演奏です。これは名演奏です。
チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」は弦楽四重奏曲第1番の中の曲でマキシ・サントスによる編曲です。ホルンの演奏は珍しいですが、まさにオリジナル作品のようなきれいな演奏です。ピアノも良い響きです。
リムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」は歌劇「サルタン皇帝の物語」の第3幕前奏曲が原曲で、いろいろの楽器のため編曲されていますがハビエル・ボネとサントスが編曲したホルン版は驚きの演奏です。息つく間のないような凄い演奏です。素晴らしいアルバムです。 |
|
|

|