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リゲティのホルン作品
| ホルン三重奏曲/マーティン・オーウェン(2023) |
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CD(CHANDOS CHAN20280)
ホルン三重奏曲集
1.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
2.リゲティ/ホルン三重奏曲
「ブラームスへのオマージュ」
3.モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調KV 407
(ナウマン編:ホルン三重奏版)
4.シューマン/幻想小曲集Op.88より
第3曲デュエット(ホルン三重奏版)
マーティン・オーウェン(ホルン)
フランチェスカ・デゴ(ヴァイオリン)
アレッサンドロ・タヴェルナ(ピアノ)
録音 2023年5月30日〜6月1日
ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
マーティン・オーウェンはBBC交響楽団の首席ホルン奏者です。フランチェスカ・デゴのヴァイオリンとアレッサンドロ・タヴェルナのピアノとトリオになって演奏します。
ブラームス(1833〜1897)のホルン三重奏曲は1865年に書かれた作品です。4つの楽章で構成されています。第1楽章のホルンは良い響きでホルン・トリオらしくホルンが目立つ演奏です。オーウェンのホルンはレガート気味で良い響きです。ヴァイオリンとピアノの響きもきれいです。展開部のホルンもきれいな演奏です。再現部もホルンとヴァイオリンのきれいな響きが見事です。第2楽章のスケルツォはピアノ、ヴァイオリンとホルンが明るく歌います。ピアノの響きも素晴らしいです。トリオのホルンとヴァイオリンがきれいな響きで素晴らしいです。ピアノもまたきれいな響きです。第3楽章のアダージョ・メストはピアノの前奏があって哀愁的な主題が歌われます。ホルンとヴァイオリンの調和のとれた響きがきれいです。オーウェンのホルンがきれいに響きます。ピアノも良い響きです。第4楽章「アレグロ・コン・ブリオ」はホルンの活躍が素晴らしいです。響き良い演奏は素晴らしいものです。ヴァイオリンとピアノも良い響きでフィナーレの響きは大変素晴らしいものになっています。ホルンの活躍は勿論で勢いのある見事な演奏です。
リゲティ(1923〜2006)のホルン三重奏曲は1982年の作品でバウマンが初演していました。リゲティがブラームスへのオマージュとして作曲した4楽章のホルン三重奏曲です。12音技法の大変難しい曲です。この3人の演奏は明快でわかりやすく聞いていて気持ちがいいです。オーウェンのホルンは完璧で抜群のテクニックで演奏しています。第1楽章のアンダンテ・コン・テネレッツァはホルンに始まってよい響きです。上層音階のホルンも素晴らしい演奏です。ミュートのホルンもあります。ヴァイオリンとピアノもきれいな演奏です。第2楽章のヴィヴァーチッシモ・モルト・リトミコは速いテンポですが、ピアノに始まって、素晴らしい演奏になっています。ホルンはミュートも使います。テクニックを要する楽章です。良い演奏です。ヴァイオリンとピアノの演奏も素晴らしいです。第3楽章はアッラ・マルチャです。ヴァイオリンとピアノが華麗な響きで始まります。ここでもホルンはミュートを使います。やがてホルンも力強い演奏を聞かせてくれます。オーウェンのホルンは見事な演奏です。第4楽章はラメント、アダージョです。哀愁的な響きに始まります。そして華麗な響きになります。ホルンも良い響きです。最後は間をおいて静かに終わります。見事な演奏です。
モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調はホルン三重奏版です。三重奏に編曲したのはエルンスト・ナウマンです。エルンスト・ナウマンの編曲はホルン・パートはそのままです。弦楽四重奏の部分はヴァイオリンとピアノが演奏します。第1楽章のオーウェンのホルンが明るい響きです。タンギングもレガートもきれいなもので素晴らしい演奏です。ピアノもきれいな演奏です。ヴァイオリンも良い響きです。後半もホルンは装飾音も入る素晴らしい演奏です。第2楽章のアンダンテはホルンの美しさが聞きものです。ヴァイオリンとピアノもモーツァルトの天国的な美しさがあります。これも見事な演奏です。第3楽章のロンドの演奏もきれいな響きです。滑らかなホルンでハイトーンもよく響きます。ヴァイオリンとピアノも良い響きです。短いカデンツァが入ります。オーウェンのホルンは大変素晴らしい演奏です。
シューマンの幻想小曲集Op88より第3曲デュエットはホルン三重奏版です。ピアノ三重奏のチェロのパートをホルンが演奏します。ヴァイオリンとホルンがピアノ伴奏できれいな演奏です。シューマンらしいきれいな主題です。見事な演奏です。 |
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