1950年代の演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1957) |
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DVD(NHK NSDS−9679)
1.ワーグナー/
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
2.R・シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」Op20
3.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op67「運命」
(第1楽章リピート:ワインガルトナー版)
4.バッハ/管弦楽組曲第3番から「アリア」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録 1957年11月3日(モノクロ)(1〜3)
旧NHKホール(ステレオ録音)
1957年11月7日または8日(4)
名古屋公会堂
カラヤン/ベルリン・フィルの初来日演奏会の映像です。カラヤンは1954年に単独で来日してNHK交響楽団を指揮していましたが、1957年にベルリン・フィルを率いて初めて来日していました。この映像はNHKが収録したもので何度か放映されていました。この中で「運命」の第1楽章が冒頭の映像だけ使えなかったのか提示部のリピートから放映されていましたので、リピートはしなかったものと思っていました。ところがこのDVDでは音声だけ収録してホルンのファンファーレのあと、第2主題のところから動く映像(そこまでが静止画像)になっていました。これで全部の演奏が聴かれます。
「マイスタージンガー」と「ドン・ファン」はカラヤンが若いときから演奏していた曲でした。隙のない素晴らしい演奏です。
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」はフィルハーモニアの演奏や後のスタジオ録音同様に流麗でかつ緊張感のある演奏です。第1楽章でオーボエのカデンツァを吹いているローター・コッホの若い姿がいいですね。
特典映像に名古屋で収録された「G線上のアリア」があります。そのあとにカラヤンの来日ニュース映像も収録されています。 |
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